📰 研修レポート:評価の「運用力」を高める評価者研修
【研修テーマ】
評価者研修(対象:管理職層)
【背景】
多くの企業で人事制度の見直しが進む中、「公平で一貫性のある評価」の実現が求められています。
制度そのものは整備されたものの、実際の運用現場では、評価者ごとの判断基準の違いや、
評価プロセスの属人化が課題となるケースが少なくありません。
また、評価結果が処遇やキャリア形成に直接つながる時代において、
評価者の一言が従業員のモチベーションを左右する重みを持つようになっています。
【研修の狙い】
今回の評価者研修では、人事制度刷新にともない、制度の“理解”にとどまらず、
「どのように運用すれば現場で機能するか」に焦点を当てました。
評価基準の共通理解を深めるとともに、評価のばらつきを抑えるための“評価の軸合わせ”を
ディスカッション形式で実施。
さらに、評価に影響を及ぼす心理的バイアスを学び、
「人を評価する立場」としての責任と自覚を高めるワークも行いました。
また、期間評価におけるこまめな進捗管理や、
“記憶ではなく記録”に基づく評価の重要性、
上司・部下間でのフィードバック共有の方法など、
評価制度を“生かすための運用力”を磨く内容となりました。
【講師コメント】
評価制度は、制度設計よりも「運用と定着」のほうが難しい。
どれほど優れた仕組みも、評価者の理解と実践がなければ機能しません。
公平性と納得性が担保されない評価は、部下の不信感やモチベーション低下を招き、
結果的に制度そのものを形骸化させてしまう危険があります。
評価者は、組織の信頼を支える“制度の担い手”。
私たちは、その意識と実践力を高める研修を通じて、
「評価が人を育てる仕組み」へとつなげていく支援を行っています。
▶️ 株式会社インパクトでは、評価制度の運用・定着を支える評価者研修をはじめ、
組織課題に応じたオーダーメイド研修を提供しています。
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